DEBUSSY:SUITE BERGAMASQUE. MENUET.
ベルガマスク組曲 「ムニュエ」
いくぶん懐古調な雰囲気を持つ、非常にエレガントなムニュエ(メヌエット)です。 中間部におけるタネもシカケもない、aとgの2オクターヴにわたる2回ずつの自然短音階下降形の出現により、淡い色調の印象風景画が一転、まるで「名瀑」の劇的な精密描写画のようです。 「画竜点睛」とは、さもあらん。
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2_MUNUET. Andantio et très délicatement(デリケートに)
a-Es-A-a. 3/4. 104bars. [deration 4:22]
春秋社版 ドビュッシー集1
transcrit par PINK MOZART(2007)
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Comments
> そんなにドビュッシーに似ているんですか?・・・
というか、「それっぽい」ところが部分的に出てくるんです。氏の音楽を聞いてると、そんな曲に出会う瞬間があります。が、「そのもの」「ずばり」ではありません。あくまでも、「それっぽい」んです。単なる主観なのかも知れませんが。
「それでもモロ似てるのは何だろう?」と考えてみましたが、強いていうと以下のアルバムがそうかなあ、と。
"Coda"
http://www.amazon.co.jp/Coda-%E5%9D%82%E6%9C%AC%E9%BE%8D%E4%B8%80/dp/B0000073JA/ref=sr_1_6/503-6600915-5172764?ie=UTF8&s=music&qid=1176108678&sr=1-6
"BTTB"
http://www.amazon.co.jp/BTTB-%E5%9D%82%E6%9C%AC%E9%BE%8D%E4%B8%80/dp/B00000JO8F/ref=sr_1_1/503-6600915-5172764?ie=UTF8&s=music&qid=1176108704&sr=1-1
上記の二作は、一部を除いてピアノソロの曲のみを収録。全然曲調の違うものも中にはありますが・・・。
ピアノソロでないものとしては(これが選ぶのが難しい・・・)、以下の二作かなあと。
"CM/TV"
http://www.amazon.co.jp/CM-TV-%E5%9D%82%E6%9C%AC%E9%BE%8D%E4%B8%80/dp/B00006LIWU/ref=sr_1_11/503-6600915-5172764?ie=UTF8&s=music&qid=1176108746&sr=1-11
"オネアミスの翼"
(サントラCD:現在廃盤)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AA%E3%83%8D%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%BF%BC-%E5%9D%82%E6%9C%AC%E9%BE%8D%E4%B8%80/dp/B00005FDYV/ref=sr_1_3/503-6600915-5172764?ie=UTF8&s=music&qid=1176108778&sr=1-3
(映画DVD)
http://www.amazon.co.jp/%E7%8E%8B%E7%AB%8B%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%BB%8D-%E3%82%AA%E3%83%8D%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%BF%BC-HD-DVD/dp/B000OPP8J4/ref=sr_1_1/503-6600915-5172764?ie=UTF8&s=dvd&qid=1176109101&sr=1-1
前者は氏が作ったCM音楽とTV番組用の曲を集めたもので、かなり短時間のインスト曲ばかりですが、「それっぽい」部分が散りばめられてるように思います(そうでないものも勿論ありますが)。
一方、後者は1987年に公開されたSFアニメ映画です。残念ながらサントラは現在廃盤。かろうじてDVDが発売されているようです。ただ、この映画では音楽監督という肩書きで、他のメンバーが作成した曲も含めてサントラが作られています。
Posted by: Site Cafe Rias | Monday, 09 April 2007 19:05
Site Cafe Riasさん.
もうしわけない。 その方面はまったく不調法で、その「教授」という方が矢野顕子さんの夫君であったのはわかるのですが、音楽のほうはまったく聞いたことがありません。そんなにドビュッシーに似ているんですか? ぜひ、アルバム名とタイトルを教えてください。聴いてみます。
Posted by: PINK MOZART. | Monday, 09 April 2007 00:27
「あ、そういえばこの曲、教授にあったよな」と一瞬思ってしまうほど、
小生がYMO時代からのファンでもある「教授」こと坂本龍一氏が、
ドビュッシー(はじめフランス近代音楽)の影響を受けまくっているのが、
見事にわかる曲ですねー。
PINK MOZART.さんの巧みなアレンジもあいまって、
ぼんやり漫然と聞いてると、
ドビュッシーの曲なのか教授の曲なのか、
わからなくなりそうなくらいです・・・。
Posted by: Site Cafe Rias | Saturday, 07 April 2007 23:25