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LEMOINE:BILLAUDOT:SCHIRMER.

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難読楽譜出版社

フランスの楽譜出版社で、よくお世話になるのはDURANDとLEDUC。たぶんこの2社がフランスでは最大手の楽譜出版社です。これは簡単に読めますね「デュラン」と「ルデュック」。これについでよく目にする出版社名がLEMOINEとBILLAUDOT、これはなんと読むか? フランス語の読み方さえ識っていれば規則から何一つとして逸脱がありませんから、簡単といえば簡単なのですが、そも、その「フランス語の読み方の規則」を識らなければ難解な出版社名です。 正解はカタカナで表すと「ルモワーヌ」と「ビヨォド」あるいは「ビヨード」 しかし、わたしが常日ごろから頭を抱え込むほど悩んでいるのは、実に合衆国の大手出版社のSCHIRMERです。なんて読むと思いますか?

むかし、友人がさかんに「シェデュール」「シェデュール」という言葉を口にするので、「何、それ?」と聞いてみますと、とくとくと「いま、オーストラリアの先生から英語の個人レッスン受けてるんだけど、SCHEDULEは正しくはシェデュールって発音するんだって」 ちょっと待て! オーストラリアの人々がSCHEDULEをなんと発音するか?などは、もとより知ったこっちゃありませんが、そりゃヘンだ。そういえばASIMOV先生のコラムにも、英語ではSCHを一音節では絶対に発音しない規則なのに近頃ではSCHEMAとかSCHEMEをシェーマ・シェームと発音するのが流行っている、そのうちSCHOOLもシュールと言い出すに違いない、と発音の乱れを嘆いた一文がありました。

以前、電話で代理店にSCHIRMERの楽譜を註文したとき、代理店の人が「えっ、どこの出版社ですか?」「SCHIRMER、綴りはS-C-H-I-R-M-E-R」復唱すると「ああ、シェーマーですね」ちがうぞ~、SCHIRMERは断じて「シェーマー」なんて読む法則は英語にはないぞ~ と愕然としましたが代理店の社員が「シェーマー」と断言するのだから、しかたがありません「シェーマー社」の楽譜を註文いたしました、先の電話でわたくしは、良識にしたがって「スキルマー」と発音したのです。
SCHIRMER 正確になんと発音するのでしょうか? いまでもわかりません。

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Comments

Site Cafe Riasさん

G. Schirmer
From Wikipedia, the free encyclopedia

History of the company
The company was founded in 1861 by German-born Gustav Schirmer, Sr. (1829-1893). In 1891, the company established its own engraving and printing plant. The next year it inaugurated the Schirmer's Library of Musical Classics. The Musical Quarterly was founded in 1915. In 1964, Schirmer acquired Associated Music Publishers (BMI) which had built up an important catalog of American composers including Elliott Carter, Henry Cowell, Roy Harris, Charles Ives, and Walter Piston, adding to a Schirmer's ASCAP roster which had already included Samuel Barber, Leonard Bernstein, Morton Gould, Gian Carlo Menotti, William Schuman and Virgil Thomson, as well as composers from the earlier part of the century such as Charles Tomlinson Griffes, Charles Martin Loeffler, John Alden Carpenter, and Percy Grainger.

The company was owned by the Schirmer family for over 100 years until Macmillan・・・・・

グスタフでした、ちゃ~んと項を立てているのに、なんて発音するのかは書いてありません、やっぱり本国でもむづかしんでしょうね。

Posted by: PINK MOZART. | Thursday, 26 April 2007 at 02:00

Site Cafe Riasさん

ハァ~ 涙の量が適当かを計測するテストを開発した人の名がSCHIRMER博士!よいことを教わりました。でもシルマーとなると「完全なるドイツ語」読みでしょう? シャーマーは憧憬を「どうけい」と読むような「百姓読み」ですね。(この言葉PCかと思っていましたが文藝春秋で堂々と使われているのでOKなのでしょう) 
でも、考えてみたら出版社名のG.SCHIRMERもドイツ系の創設者の名前、ゲルハルトだかゲオルグ・SCHIRMERさんに由来するものでしょうから、しかたがない「シルマー」で手をうちましょう。ありがとうございました。

「日本読み」の地名によって、どのくらい海外に出る人たちが苦しめられるか、文科省はわかっていないんですよね。国際会議でユルグアイをウルグアイと発音して大笑いされた大臣だか官僚がいましたね。HEATHROWを使うときは、いつも早めについて出発便名のアナウンスを聴いて発音を勉強しました。首を捻ったのは「ジェニィーヴァ」と「エーテン」 そりゃ一体どこのこったろう?とボードをみると(パタパタパタとトランプのようにめくられるボード、なつかしいですね)「ジュネーブ」「アテネ」とは。

LONDONに5回目だか6回目に行ったとき、ハタと悟ったことがあります。LEICESTER SQUAREは「レスター・スクゥエア」って読むんですね。それまで何度も何度も「レイセスター・スクゥエアまで一枚」と言って地下鉄のキップを買っていましたが、ただの一度も聞き返されたことがありませんでした。多いんでしょうね「レイセスター派」

Posted by: PINK MOZART. | Wednesday, 25 April 2007 at 22:48

マイフェイバリットカントリーでもあるオーストラリア、
その国内第二の都市はメルボルン。
が、この有名な地名の読み方もよく考えると、少し難解・難読です。
Melbourne...英語なのに、なぜこれで「メルボルン」か!
正確には「メルバン」「メルブン」というそうですけど、
何かドイツ語読みに近いです。

で、PINK MOZART.さんお悩みの"SCHIRMER"。
早速、小生がいつも愛用している
国内屈指の翻訳出版会社アルクのウェブサイトで調べてみました。
すると、驚愕の新事実が(詳細は下記のURL参照)!

http://www2.alc.co.jp/ejr/index.php?word_in=Schirmer&word_in2=%82%A0%82%A2%82%A4%82%A6%82%A8&word_in3=PVawEWi72JXCKoa0Je

一体何と読めばよいやら、混乱するばかりですね・・・。

Posted by: Site Cafe Rias | Wednesday, 25 April 2007 at 12:33

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