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Posts from September 2007

SATIE:PECCADILLES IMPORTUNES_I Etre jaloux de son camarade qui a une grosse TETE.

Peccadilles

サティ:「うるさいいたずら」より 
頭のよい友人に嫉妬すること
(1913)

1913年に作曲された、サティ児童向け「両手で10度以内」3部作の最終3作品です。
全作品とも小節線は存在し、調号は記されていないのですが、かといってC-dur/a-mollとも言い切れません。
この「うるさい いたずら」三作は調性の感覚が特に希薄ですからMP3ファイル・ノートのC?・e?は、その和音で終結するという意味にすぎません。

 
    Andante.
      C?. 2/4. 32bars [duration=0:51]
      SATIE:Œuvres pour piano.
      ONGAKU NO TOMO EDITION.
      transcrit par PINK MOZART(2007)

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SATIE:PECCADILLES IMPORTUNES_II Lui manger sa tartines.

サティ:「うるさいいたずら」より 
彼のバターつきパンを食べてしまうこと
(1913)

この「バターつきパン」をすこし説明しますと:
酪農大国でもあるフランスはバターの価格も日本に較べてたいへん安く、味も抜群なのですが、家庭においては料理の素材として大活躍こそすれ、不思議にもパンをバターと共に食す、という習慣がなく「バゲット=フランスパン」はそのままで食べます。
レストランでも、バゲットの「ザン切り」ではなく「食事用のパン」を提供するような、わりと高級な店でもないかぎり、バターは登場しません。
バターつきのパン(バゲット)は児童用の立派な「おやつ」として定番です。

 
   Lent.
      e?.4/4. 32bars [duration=2:07]
      SATIE:Œuvres pour piano.
      ONGAKU NO TOMO EDITION.
      transcrit par PINK MOZART(2007)

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SATIE:PECCADILLES IMPORTUNES_III Profiter de ce qu'il a des cors aux pieds pour lui prendre son cerceau.

サティ:「うるさいいたずら」より 
彼の足にできたウオノメを利用して輪まわし遊びの輪を彼から奪うこと
(1913)

 
   Un peu vif.
      C?. 2/4. 36bars [duration=0:38]
      SATIE:Œuvres pour piano.
      ONGAKU NO TOMO EDITION.
      transcrit par PINK MOZART(2007)

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SATIE:I_LE CHANT GUERRIER du ROI HARICOTS. MENUS PROPOS ENFANTINS.

Satie_mpe

エリック・サティ:「インゲン王のいくさ歌」
連作:『子供らしいたわいもないお話』(1913)より

音楽之友社版のこの曲の日本語題の「いんげん豆の王様の戦争の歌」の「のの」に呆れ上記のようの改題いたしたのの。
なのPINK MOZART版 Erik SATIE:「1913年作児童向け三部作木管楽器室内楽用」の楽譜のPDFファイルのダウンロードの準備中ですの。D/Lの可能のなり次第、このサイトとBBS PINK MOZART上でのお知らせいたしますの。

今回もKompf氏製作のMIDIファイルを使用いたしました。

 
      Mouvement de Marche.
      C. 2/4. 76bars [duration=1:24]
      SATIE:Œuvres pour piano.
      ONGAKU NO TOMO EDITION.
      transcrit par PINK MOZART(2007)
      d'après de MIDI par Kompf.

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SATIE:II_Ce que dit la petite Princesse des Tulipes. MENUS PROPOS ENFANTINS.

エリック・サティ:「チューリップ姫のつぶやき」
連作:『子供らしいたわいもないお話』(1913)より

音楽之友社版日本語題は「チューリップ姫の言ったこと」ですが、原題の"Ce que dit"にあたるものが抄文により「独り言」と理解できますので上記のように改題しました。

 
      Très lent.
      a. 4/4. 16bars [duration=1:01]
      SATIE:Œuvres pour piano.
      ONGAKU NO TOMO EDITION.
      transcrit par PINK MOZART(2007)
      d'après de MIDI par Kompf.

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SATIE:III_VALSE du CHOCOLAT aux AMANDES. MENUS PROPOS ENFANTINS.

エリック・サティ:「アーモンド・チョコレートのワルツ」
連作:『子供らしいたわいもないお話』(1913)より


PINK MOZART版「アーモンド・チョコレートのワルツ」フルートとクラリネットをはじめたばかりの人が「初めて合わせもの挑戦」を想定して思考実験をしてみました。
この曲は原調のままだとフルートは鬼門の最低音域、クラリネットはやはり音域が低すぎて音孔を「カッチリとふさぐ」ができたにしても、音量のない初心者のフルートの低音域に比して音量が大きすぎてバランスが悪くなります。
そこで完全四度上げて解決しました。こうするとフルートは音域も発音しやすいレンジに移行し、最高音がCですから=C-Dのバタつく連続運指はさけられます。
クラリネットも記譜上G-durとなりブリッジ領域にかからないシャルモー音域で展開し、これまた初心者には苦手な左小指のCis/Gisキー使用を排除できます。

        
     Valse.
      C. 3/4. 64bars [duration=1:18]
      SATIE:Œuvres pour piano.
      ONGAKU NO TOMO EDITION.
      transcrit par PINK MOZART(2007)
      d'après de MIDI par Kompf.

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BRAHMS:HAYDN VARIATIONS. THEME-CHORALE St.ANTONI.

Brahms_age19

ブラームス:「ハイドン変奏曲」 op.56a (1873)
主題:聖アントニーのコラール


BRAHMS:VARIATIONS. on a Theme of HAYDN,
[Variations on the St.Anthony Chorale]

 
  THEME:CHORALE St.ANTONI. Andante.
  B-dur.2/4.58bars.(29bars in notation)[duration=1:46]
  based upon Edition Eulenburg No.805
  transcrit par PINK MOZART(MMVII)
  total duration=19:03

■全楽章の再生・D/L⇒GALERIE PINK MOZART

名曲、ブラームス「ハイドン変奏曲」の「素」になったHAYDNのマニュスクリプトと考えられていたDIVERTIMENT No.6は後の考証で楽器用法がHAYDNとしては「ありえない編成」に拠ることから-HAYDN以外の作品であり-BRAHMSを魅了し、変奏曲の主題となった旋律は「聖アントニーのコラール」と呼ばれる古くからの「伝承歌」であることが判明しています。

後年、この曲の正式な名称はブラームスが命名した「ハイドン変奏曲」から単に「変奏曲」となり、現在、たいがいの楽譜は[VARIATIONS]の題名で出版され、副題として「HAYDNの主題に基く」 さらに括弧付きで(聖アントニーのコラールを主題とした変奏曲集)と記されるのが一般的です。

ブラームス35歳(イメージは19歳時)の作品、初演は1873年、ウィーン・フィルを本人が指揮し大成功をおさめました。
(よく知られているBRAHMSの蓄髯姿はGALERIE PINK MOZARTに掲載)
なお、ブラームス自身の編曲による4手2台ピアノ版(op.56b)も演奏会用のプログラムとして、ひろく好まれています。

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BRAHMS:HAYDN VARIATIONS. VARIATION-I.

ブラームス:「ハイドン変奏曲」 第1変奏

 
  Variation I. Poco piu vivace.
  B-dur.2/4.total 471bars.[duration=1:37]
  based upon Edition Eulenburg No.805
  transcrit par PINK MOZART(MMVII)

■全楽章の再生・D/L⇒GALERIE PINK MOZART

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BRAHMS:HAYDN VARIATIONS. VARIATION-II.

ブラームス:「ハイドン変奏曲」 第2変奏

 
  Variation II. Piu vivace.
  b-moll.2/4.total 471bars.[duration=1:09]
  based upon Edition Eulenburg No.805
  transcrit par PINK MOZART(MMVII)

■全楽章の再生・D/L⇒GALERIE PINK MOZART

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BRAHMS:HAYDN VARIATIONS. VARIATION-III.

ブラームス:「ハイドン変奏曲」 第3変奏

 
  Variation III. Con moto.
  B-dur.2/4.total 471bars.[duration=2:11]
  based upon Edition Eulenburg No.805
  transcrit par PINK MOZART(MMVII)

■全楽章の再生・D/L⇒GALERIE PINK MOZART

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BRAHMS:HAYDN VARIATIONS. VARIATION-IV.

ブラームス:「ハイドン変奏曲」 第4変奏

 
  Variation IV. Andante con moto.
  b-moll.3/8.total 471bars.[duration=1:55]
  based upon Edition Eulenburg No.805
  transcrit par PINK MOZART(MMVII)

■全楽章の再生・D/L⇒GALERIE PINK MOZART

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BRAHMS:HAYDN VARIATIONS. VARIATION-V.

ブラームス:「ハイドン変奏曲」 第5変奏

 
  Variation V. Vivace.
  B-dur.6/8.total 471bars.[duration=1:01]
  based upon Edition Eulenburg No.805
  transcrit par PINK MOZART(MMVII)

■全楽章の再生・D/L⇒GALERIE PINK MOZART

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BRAHMS:HAYDN VARIATIONS. VARIATION-VI.

ブラームス:「ハイドン変奏曲」 第6変奏

 
  Variation VI. Vivace.
  B-dur.2/4.total 471bars.[duration=1:30]
  only Var'VI, based upon op.56b(2Pf-4hands)
  EDITION PETERS Nr.3892
  transcrit par PINK MOZART(MMVII)

■全楽章の再生・D/L⇒GALERIE PINK MOZART

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BRAHMS:HAYDN VARIATIONS. VARIATION-VII.

ブラームス:「ハイドン変奏曲」 第7変奏

 
  Variation VII. Grazioso.
  B-dur.6/8.total 471bars.[duration=2:40]
  based upon Edition Eulenburg No.805
  transcrit par PINK MOZART(MMVII)

■全楽章の再生・D/L⇒GALERIE PINK MOZART

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BRAHMS:HAYDN VARIATIONS. VARIATION-VIII.

ブラームス:「ハイドン変奏曲」 第8変奏

 
  Variation VIII. Presto non troppo
  b-moll.3/4.total 471bars.[duration=1:06]
  based upon Edition Eulenburg No.805
  transcrit par PINK MOZART(MMVII)

■全楽章の再生・D/L⇒GALERIE PINK MOZART

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BRAHMS:HAYDN VARIATIONS. FINALE..

ブラームス:「ハイドン変奏曲」 フィナーレ

 
  FINALE. Andante
  B-dur.2/2.111bars.[deration=4:08]
  based upon Edition Eulenburg No.805
  transcrit par PINK MOZART(MMVII)

■全楽章の再生・D/L⇒GALERIE PINK MOZART

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SATIE:I_PETITE PRELUDE A LA JOURNEE. ENFANTILLAGES PITTORESQUES.

Satie_lunettes

エリック・サティ:「ある日の小前奏曲」
連作『絵に描いたような子供らしさ』(1913)より

「絵に描いたような子供らしさ」は子供好きであったサティ49歳(1913)の時に作曲された三連作児童作品集中の一つです。原題のPittoresqueを『こなれ』の悪い「絵に描いたような・・・」と訳すよりも「ピットレスクなガキんちょ」の方が、かえってわかりやすいかもしれません。
「レオン・ヴェルネイユ夫人へ」の献辞が記されています。
いつものよう「不思議な味わい」な作品群ですが、特徴として三連作とも「両手の指10本」をポジションの移動も指を交差することなく、しかも白鍵のみで演奏が可能です。
第一曲の「小前奏曲」は右手の親指をピアノ中央の、左親指をその隣のに置くと左小指はに右小指はに相対しますから、その範囲の音で作曲されています。
Kompf氏による、すばらしいMIDIファイルを使用いたしました。

 
   Modéré. [duration=0:45]
      SATIE:Œuvres pour piano.
      ONGAKU NO TOMO EDITION.
      transcrit par PINK MOZART(2007)
      d'après de MIDI par Kompf.

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SATIE:II_BERCEUSE.. ENFANTILLAGES PITTORESQUES..

エリック・サティ:「子守歌」
連作『絵に描いたような子供らしさ』(1913)より

「子守歌」は左親指をド、右親指をレに置き、「ファ」からオクターヴ上の「ラ」の範囲で作曲されています。「小前奏曲」がほとんど単音、たまに重音(次の「大きな階段のマーチ」の記事をご参照ください)の作品に対して和音が使われています。

 
   Lent.  [duration=1:34]
       SATIE:Œuvres pour piano.
       ONGAKU NO TOMO EDITION.
       transcrit par PINK MOZART(2007)
       d'après de MIDI par Kompf.     

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SATIE:III_MARCHE du GRAND ESCALIER. ENFANTILLAGES PITTORESQUES.

エリック・サティ:「大きな階段のマーチ」
連作『絵に描いたような子供らしさ』(1913)より 

「マーチ」は同じくソからオクターヴ上のシまで、ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シと音が10離れている間隔の音程を楽典では「10度」と申します。音楽で2つの音が同時に鳴ると「これは2声の曲だ」 3つの音が同時に鳴ると「3声作品である」なんてエラぶって解説する人の「顰みに倣う」と「本作品は《3声曲》であ~る」にちがいありません。

 
   テンポ・表情標記無し  [duration=1:19]
       SATIE:Œuvres pour piano.
       ONGAKU NO TOMO EDITION.
       transcrit par PINK MOZART(2007)
       d'après de MIDI par Kompf.

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