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ELP:KARN EVIL 9

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                                                                CG Art by TAKAO(削りとられた廃墟)

1973年11月、ELPのアルバムとしては5枚目彼ら自身が創設した
Manticoreレーヴェルとしては最初のリリースとなった
"Brain Salad Surgery"はおそらくELP ひいては「プログレッシヴ」の
最高傑作であり、とりわけ収められた"Karn Evil 9"は
ジャンルを超越した「20世紀の名曲」でした。

この曲のVirtual Realityを思いついてほぼ20年、畏友Take59
協力を得て昨日全曲を公開することが出来ました。 
ここに衷心よりの謝意を表明します

アルバム"Brain Salad Surgery"  
邦題では「恐怖の頭脳改革」なのですが
原意は「脳みそを振り回す手術」そのまま、スラングで
「口唇による性戯」
"Karn Evil 9"  邦題は「悪の教典」 これも恐るべき「超訳」(笑
原意は「邪悪なカーニヴァル」
ちなみにEvilの発音は「エヴィル」ではなく正しくは「イーヴォ」です。
KarnとはCarnivalを省略したエキゾチック異表記、
ホラ、むかし「スパイ大作戦」で
東独をイメージした国が舞台となると何でもかんでも英語表記の
CをKに換えてエキゾチック感を演出したのと同じ手法です。

"Karn Evil 9”原曲にはGreg LAKEがほとんどシャウトで唱う
Vocalパートがあり、その内容は実に壮大で深遠なる
一大叙事詩となっています。
ストーリを御紹介するにあたっては、その歌詞を掲載するのが
最良解なのですが…
もちろんそれは著作権侵害となり禁じられています。 

そこで数多存在するKarn Evil 9の譯詩掲載サイトを
渉猟したなかで永年英語教育に携わり歌詞の誠実なる
飜譯を追求されていたTAKAMO氏に拙ブログとの
リンクをお願いしてみたところ御快諾をいただきましたので、
ここに氏の全譯文とTAKAMO氏御解説に拠って
Karn Evil 9の物語紹介に替えさせていただきます。

就中"Karn Evil 9"の「9」に対する氏の御考察には
「我が意を得たり」と深く共感させられました。
是非とも皆様には難解な"KE9"歌詞に関しては秀逸なる
「解題」としてTAKAMO氏の飜譯と解説を熟読なさることを
満腔の自信を以てお奨めします。

【STORY】

組曲Karn Evil 9は三楽章形式、各楽章はそれぞれ
"IMPRESSION=印象"の名を持ちます。
時代設定は「遠からぬ未来」 人間社会はComputerに
よって完全に統治されています。
第一印象は殺伐として寂寥感溢れる楽想で幕が開き、
ある人間が「このままでよいのか」の「啓示」を受け葛藤の後、
ついに「覚醒し」自己を「解き放つ」までを描くPart1と
Computer完全支配により確立された道徳的な社会に
「逼塞」させられた人間性が庶幾う猥雑にして頽廃、
不道徳極まる「カーニヴァル」を壮麗なまでに
活写したPart2が通奏されます。



●TAKAMOさんによる第一印象Part1譯詩と解説

●TAKAMOさんによる第一印象Part2譯詩と解説

PINK MOZART version KARN EVIL 9 Part1

第二印象はそれ自体で完結している三部で構成された
理智的で美しい旋律を持つ非常に優れた"DIVERTIMENTO”です。
この楽章だけは原作にもVocalの入っていない「無言歌」 
インスト曲になっています。
続く第三印象とは切れ目無く通奏され、第三印象ではComputerと
人間との最終戦争が表現されています、そして決戦が終局すると…
いよいよ勝者である究極のComputerにスイッチが入り起動します。 
この第三印象の高邁で荘厳、勇壮無比な主題に匹敵するほど
優れた行進曲、凱歌をいかなるジャンルの音楽に通じても
私は識り得ません。

名作"KE9"は「第三印象主題を導く『長大なアプローチ』として
第一・第二印象が『必要』であった」
と「解題」してもけっして過言ではないでしょう。

●TAKAMOさんによる第三印象譯詩と解説

PINK MOZART version KARN EVIL 9 Part2

TAKAOさん御製作によるCG Artを使用しました、
TAKAOさんがCGで表現される「平行・幻想世界」にすっかり心酔し、
今後も機会を捉えては作品の紹介を続けてまいりたいと存じますが
このTAKAOさんとTAKAMOさん、じつは同一人物で両方面にわたる
すばらしい「お仕事」には驚倒させられました。

TAKAMOさん、ブログへのリンク御承認、ありがとうございました、
TAKAOさん、ますますの御活躍をお祈り申し上げます。

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Comments

お久でありまする。

そうなんだ、結局は「アレルギー」の診断?
おかわいそうです、もう長いですよね。
ひたすらご回復をお祈りします。

ありがとうございます、
原曲はキーボード、ギター(Vocal)+ドラムスのトリオなんです
オーケストレーションはほぼ20年間にわたって
「お仕事」としてやっていますから、
あんまり苦労はしなかった、手の方が先に動いてくれました。
むしろドラムスプログラミングを担当した
相棒のほうが呻吟したようで、栄誉はすべて彼に譲ります。


ヘンなハナシですが「第三印象」がはじまり
オルガンがヂヤ~ンと鳴り出すところは自分で作ったクセに
何度聴いても涙が出てきますよ(笑

そうですね「燃え尽き」というよりは
このKE9のVirtual RealtyのためにComputer Musicを
はじめたようなものですから達成感はあります。
あとはBACHの鍵盤音楽全曲調理にでも挑みますかな(笑

Cool Downのグリングリンシーケンス
ホントは動かさないで一点からにしようか?
2年間悩み続け最後の最後にようやく決断し
音源を「振り回す」ことにしました。

お聴き下さりありがとうございました。

あ。そうか‥「ヤキトリオ」の宿題がありましたね。
今年中には何とか‥
できましたらご報告にうかがいますね。

残暑まだまだ厳しい折、ドルチェせんせもお元気でね~
愛してま~すheart01

Posted by: PINK MOZART | Friday, 03 September 2010 at 19:51

完成披露おめでとうございます。
ご無沙汰しております。発見、乱入が遅れ、失礼いたしました。
コンピューター支配から逃れ、アナログ満喫、怠惰の教典? ネットさぼりまくってた次第で(^_^; 
いやぁ、かっちょいいですね。叩きもの大好きなんで、ドキドキゾクゾクします~♪
ピンキー先生がいじると、透明感あふれる麗しい世界、何となく気品がある仕上がりになるのが不思議なもので。PINK MOZART作品って、きっちり感じられるのが、とても好きです。
何ちゅーか、わーるど確立して主張できる人に、常に憧れているので☆
最後に、脳みそグルグル回るようなの、ヘッドホンで聴いてたので、めまいが。洗脳されそう(笑)。
客席に奏者を配置して、ぐるぐる聴こえるの、実演では聴いたことがあったのですが。
機械でも、やられちまうものなのですね。すごいなぁ。
夏場はアレルギー抑えめで、耳の状態がマシな日が増えます。水没してない時期に公開していただけて楽しめました。
ありがとう。そしてお疲れさまでした。
長年の壮大な夢を実現し、燃え尽きてないか心配してます。
新たなる野望はいかに?

Posted by: ドルチェ | Friday, 03 September 2010 at 03:51

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